虫歯・歯周病・顎の痛み・口腔顔面痛(原因不明の歯や口、顎の痛みや違和感)でお困りの方は、札幌市中央区の風の杜歯科へ

TEL・FAX011-281-1182
札幌市中央区北1条西7丁目3
おおわだビル2階
お知らせ

風の杜歯科からのお知らせです。

お知らせ

2019.04.12
未分類

超音波検査について

当院では、舌にできた口内炎やできもの、顎の腫れやしこり、口唇にできたできもの・唾液腺疾患(口腔乾燥症・ドライマウスなど)について、診断が遅れないよう、連携高次医療機関へ紹介依頼をしています。

 

その他、当院では、スクリーニング検査として「超音波検査」を、毎週土曜日に北大から派遣されている専門歯科医師が超音波診断を行っています

仮に、高次医療機関で、悪い病気ではないと診断された後も経過観察を行いますが、当院での超音波検査で経過を診ることも可能です。

 

   私自身、舌の右側にしこりを感じており、造影MRI検査を一度行った後、定期的に超音波検査を行っています(下写真は私自身です)。

                                                

  

                                                

  ドップラーモード:若干低エコー像だが、周囲組織への移行がなく、血流も認められない。

 

 

 

超音波検査について、事前に以下の説明書きを読んでいただいています。

 

 

超音波検査のご説明-患者様用

風の杜歯科

 

1.超音波検査(エコー検査)とはどんな検査ですか?

1)超音波検査は、エックス線を使わず、数MHz~十数MHzの超音波(音の一種)を使って体の中の病気を調べる検査です。

2)顔や首などの皮膚の表面に近い軟組織を調べることができます。ただし、体の深いところや骨の中には検査できません。

3)音を使った検査なので、放射線被曝がなく、とても安全な検査です。安全なので胎児の発育具合を定期的に検査するのにも使われています。

 

2.超音波検査の目的はなんですか?

1)軟組織になにか病気があるかどうかのスクリーニング検査から、より詳しい検査まで対応できます。

2)軟組織のなかの血の巡り(血流)の状態も診査できます。

 

3.超音波検査の問題点はありますか?

1)『骨や空気を超音波が透過できない』ということです。超音波が透過できない骨や気体の後側は検査ができません。

2)体の深い部分も超音波が到達しないので検査できません。

3)腫瘍が悪性または良性かについては、さらなる他の検査が必要です。

 

4.超音波検査が役に立つ病気はなんですか?

1)唾液腺(唾を作る臓器)の腫れや腫瘤、唾石症(唾液腺内にできる結石)

2)首にあるリンパ節の状態(炎症やがんで腫れたリンパ節の診査)

3)顔やあごの表面の皮膚面にできた腫れや腫瘤

4)口の中では、前の方にある病気であれば、舌や頬、唇の腫瘤や腫れを検査できます。

 

5.どのように検査が行われますか?

1)顔や首の皮膚に超音波を出す端子を当て、検査します。ベッドに寝るか椅子に座っていただき、皮膚にゼリーをぬって検査します。

 Q2)検査で痛みはありません。ただ腫れて痛いところの検査では超音波を出す端子を当てる圧迫感で少し痛みを感じるかもしれません。痛い場合は遠慮せずに申し出てください。

 

6.当日の服装で気を付けることはなんですか?

1)ジエリーを皮膚に塗りますので、顔や首の輪郭に髪の毛がかからないようにしてください。

2)また、なるべく襟のない服装でいらしてください。

3)ジエリーは水で洗えば落ちますので、万一服にジエリーがついても普通の洗濯で洗い流せます。

 

7.検査時間はどのくらいですか?

1)10-20程度です。(部位や状態により異なります)。

 

8.検査時間の前と後で注意することはありますか?

1)特にありません。食事も生活も検査時間の前も後も普通通りでいいです。