お知らせ
治療計画外来 その2
時間をかけた
診査・診断
治療計画
自費で治療計画を立てましょう その2
当院では、場合により自費で治療計画を立てた上で、治療に入ることを提案しています。
個人的見解ですが・・・
ゴールを設定し、患者さんと2人3脚で山の頂上を目指すために、私たち歯科医療チームがガイドとして支援します、しかし、患者さんよっては、「咬み合わせや、見た目の回復が難しい」、「ムシ歯が多発している」、「歯周病が進行していて多数の歯がぐらぐら」、「頻繁につめ物がとれる」、「歯科恐怖症や、治療中に咳やおう吐が止まらない」、「口の中全体がしみている」、「入れ歯を自費でつくったが痛みがとれない」等、いきなり治療に入ると、間違いなくうまくいかない場合が現実にみられます。登山で例えると、山が切り立っており、しかも吹雪(ふぶき)で前がみえないような状況でしょうか。このようなときに、診査・診断と治療計画に、十二分に時間と労力をかけないと、良い結果はまず望めません。
山登りのガイドに例えると・・・。
良いガイドと普通のガイドの差は、いざという時の準備、安全管理の差であると思います。いざという時の準備とは・・・。
天候予測・ルート決定・いざという時の山岳救助隊への依頼・いざというときの山小屋の手配・いざというときの地図・いざという時の装備品等などが挙げられます。
自費で治療計画を立てる・実際の流れ
l 時間をかけて、患者さんから話を聞く。
→ 完全予約制
l 診査・診断・情報収集
(歯・口腔全体・あご・全身状態の影響について)
l 説明と同意
l 検査
l 治療計画の立案と説明
①
患者さんの口の中全体がどんな状態なのか?
②
治療方針を伝える。
③
どんな治療オプションがあるのか。
④
それぞれのメリットとデメリットは?
⑤
リスクは?
⑥
患者さんの利益は?
⑦
理想と限界について相談、ゴールや治療の進め方を決める。
⑧
費用・通院回数、通院期間、予防歯科の提示。
⑨
医療連携(医科・歯科の高次医療機関)。
l 患者さん自身で選択
(すべて保険診療・すべて自由診療)
l 治療開始
注1)初診時には待合室で、問診表と訴えに合わせた検査表の記入をお願いします。
注2)本人確認のため、保険証を持参して下さい。
自費で治療計画を立てる・向いている患者さん
① まとめて治療してもらいたい 治療期間を短くしたい。
② 十分に説明してもらいたい。質問をする時間が欲しい。
③ 医療連携がとれている中で、安心して治療を受けたい。
④ 治療方法を選択したい。自分にとっての最善の治療を受けたい。
自費で治療計画を立てる・費用
診査・診断・情報収集 |
60分 |
質疑応答、検査内容および費用の説明と同意 |
30分 |
検査 |
検査費用 |
医療コンサルティング(治療計画を含む) |
60分 |
※金額はすべて税別となります。
※患者さんの状況によっては、高次医療機関や、より専門性が高い施設に、紹介または、セカンドオピニオンを求めます。