お知らせ
治療計画 その3
時間をかけた
診査・診断
治療計画
自費で治療計画を立てましょう その3
同じ失敗を繰り返さないために・・・。
卒後の研修期間が長く、開業がかなり遅くなりました。それでも、10年以上が過ぎました。大学卒後30年以上が過ぎ、治療効果を出すことが難しい患者さんがより明確になってきました。当院では、令和3年9月より、難しい患者に対して、より治療効果を感じてもらうための対応を整備しました。もちろん、「できないことはできない。」と伝えることはあります。
治療効果を出すことが難しい患者さんの、1例として、「患者さんが希望していることと、医学的に必要な処置にズレがある場合」があります。
「歯がしみているという患者さん」の訴えに対して、患者さんは「虫歯が原因でむし歯を取って欲しい。」、主治医は「神経が炎症を起こしているので、神経をとりましょう。」 もし、むし歯をとっている途中で、神経に穴が開いた場合、あらかじめ説明してあったとしても、納得できない患者さんが現実にいらっしゃいます。
「患者さんが希望していることと、医学的に必要な処置にズレがある場合」は、処置を行わない。前もって、お互いの認識についてすりあわせを行うことが必要です。
自費で治療計画を立てることで、前もって、患者さんが希望していることと、医学的に必要な処置のずれがなくなり、お互いに安心して治療を進めることが出来ます。自費で治療計画を立てる理由は、まずは話をじっくり聞く必要があるからです。1人の患者さんに最低1時間、かなりの時間要するからです。保険でも治療計画は立てられますが、治療効果を出すことが難しい患者さんに対しては、限界があります。
治療効果を出すことが難しい患者さんに対しては、
l 患者さんと向き合い、時間を十分かけて話しを聞く。
l 診査・検査・診断に十分な時間をかける。
l 診療後に、十分な時間をかけて治療計画を立てる。
l 保険制度の制約を受けずに、「どうすれば歯を残すことができるのか?」、そのための最善の治療を受けてもらう
l
治療計画がしっかりとしていなければ、地図を持たずに冬の雪山に登るようなもので、よりよい治療結果は望めないでしょう。
当院で立てる、診査・検査・診断・治療計画の特色は・・・。
1.機能(食べる・見た目)と日常生活の支障
2.病気(ムシ歯、歯周病、根尖病変、アゴの不調など)
以上1と2のふたつの面から、別々に診査・検査・診断・治療計画を立てることを行います。
診療後や休日に、時間をかけて、院長が治療計画を作成します。
自費で治療計画を立てる・実際の流れ
l 時間をかけて、患者さんから話を聞く。
→ 完全予約制
l 診査・診断・情報収集
(歯・口腔全体・あご・全身状態の影響について)
l 説明と同意
l 検査
l 治療計画の立案と説明
①
患者さんの口の中全体がどんな状態なのか?
②
治療方針を伝える。
③
どんな治療オプションがあるのか。
④
それぞれのメリットとデメリットは?
⑤
リスクは?
⑥
患者さんの利益は?
⑦
理想と限界について話し合い、ゴールや治療の進め方を決める。
⑧
費用・通院回数、通院期間、予防歯科の提示。
⑨ 医療連携(医科・歯科の高次医療機関)。
l 患者さん自身で選択
(すべて保険診療・すべて自由診療)
l 治療開始
注1)初診時には待合室で、問診表と訴えに合わせた検査表の記入をお願いします。
注2)本人確認のため、保険証を持参して下さい。
自費で治療計画を立てる・向いている患者さん
① まとめて治療してもらいたい 治療期間を短くしたい。
② 十分に説明してもらいたい。質問をする時間が欲しい。
③ 医療連携がとれている中で、安心して治療を受けたい。
④ 治療方法を選択したい。自分にとっての最善の治療を受けたい。
自費で治療計画を立てる・費用
診査・診断・情報収集 |
60分 |
質疑応答、検査内容および費用の説明と同意 |
30分 |
検査 |
検査費用 |
医療コンサルティング(治療計画を含む) |
60分 |
※金額はすべて税別となります。
〒006-0001
札幌市中央区北1条西7丁目3
おおわだビル2階
TEL : 011-281-1182