お知らせ
2025.02.28
最新情報
院内技工士について
院内技工士が常勤として我々の仲間になりました。当院は、小さなかかりつけ歯科医院です。すべてが万能ではありません。技工士の配置により、技工物の質の向上と装着期間の短縮をはかることを始めています。例えば、技工士の先生に立ち会っていただき、これから作製する技工物色や形の確認や、意見交換を行っています。また、義歯や保険適応となった歯と同じ色のつめ物や、かぶせ物がはずれにくいようにする、サンドブラスト処理を確実に行うことも始めています。
質問)サンドブラスト処理とは?
答え)CAD/CAMインレー・CAD/CAM冠の内面処理のことです。
サンドブラスト処理には、アルミナサンドブラストを使います。30〜50μmの粒子で、圧は0.2MPaに調整します。表面を一層荒くすることで、フィラーを露出させ、接着効果があがります。試適して、CAD/CAMの内面についた血液・唾液などの汚れ取り除く意味もあります。マージン部分がチッピングしないように、指を添えて行うことがポイントです。内面にまんべんなく噴射させます。サンドブラスト処理後は必ず超音波洗浄し、しっかりエアーで乾燥させます。
→ その後ようやく装着です。