お知らせ
2009.05.16
風の杜歯科だより
待つ
待つ
鷲田清一先生の「待つことの意味」という講演抄録を読みました。
「訪れを待つ」こととは、「気が熟するのを待つ」、「時が満ちるのを待つ」、「長い目で見る」ことで、私たちの社会はだんだんしなくなりました。「待つ」ことは辛く苦しいことですが、しかし「待つ」ことには論理や人間の責任といった根源的なものが含まれています。
わが身を振り返ると、祈るような気持ちで、前のめりに期待して待つことが多くなり、思うところが多い内容でした。
6月13日(土曜日)16:30から、札幌ザ・ルーテルホールにて、「私たちが予測する未来の医療」と題して、一般市民の方々に向けて講演を行います。内科の先生との、ジョイント講演となります。お忙しいとは思いますが、お立ち寄り下さい。