虫歯・歯周病・顎の痛み・口腔顔面痛(原因不明の歯や口、顎の痛みや違和感)でお困りの方は、札幌市中央区の風の杜歯科へ

TEL・FAX011-281-1182
札幌市中央区北1条西7丁目3
おおわだビル2階
お知らせ

風の杜歯科からのお知らせです。

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2010.08.10
風の杜歯科だより

よりレベルの高い衛生士を目指して

よりレベルの高い衛生士を目指して

歯科衛生士 =(イコール) 歯みがき指導ではありません。

平成22年8月1日(日曜日)、当院にて薄井 由枝先生を講師として東京からお招きしました。
目的は、歯周病治療における歯科衛生士の役割の重要性を教育してもらうこと、
そして歯周ポケット中の歯周病の原因細菌や毒素を徹底的にとる技術を向上させることです。

薄井先生は、日本で歯科衛生士の資格を取った後、東ワシントン大学歯科衛生学部を卒業し、
ワシントン州歯科衛生士免許取得。さらにワシントン大学歯学部大学院口腔生物学部修士課程修了後、帰国し東京医科歯科大学で博士号をとり、現在、埼玉県立大学健康開発学科口腔保健学科および東京医科歯科大学の非常勤講師の任についている方です。

薄井先生は、帰国後に東京都広尾で、各国大使館の大使に対して、歯周病治療の中心である、ルート・デブライドメント(歯根面の菌や毒素を徹底的に除去すること)を行い、厳しい評価の中で研さんを積んできました。

8月1日は、薄井先生の確かな知識に裏づけされた、高度な技術を出し惜しみせずに当院の衛生士に伝えてもらいました。地道ですが、肩書きや宣伝にまどわされないスタンダードな歯周病の治療を行っていく決意が改めて深まりました。

歯周病を治すためには、歯科医師と歯科衛生士のチームアプローチが必須です。しかも、知識と技術の向上のため努力し、使命感を持って患者さんに向き
合う歯科衛生士が必要です。昨今、日本での歯科衛生士の離職率は高く、3Kの職業と言われています。薄井先生によると、アメリカでの衛生士の地位は高く、
看護士や医師よりも時給が高く尊敬されている職業だそうです。当院における歯科医師-歯科衛生士のチーム力向上を今後も図っていきます。