お知らせ
入れ歯を大切にしませんか。修理(リフォーム)のすすめ 風の杜歯科担当技工士からのアドバイス
患者さんには、たくさん入れ歯をお持ちの方もいます。又は、「気持ち悪いから、食べられないし、噛めないから、捨てました」という患者さん・・・
入れ歯も、義眼や義手や義足のように、人工臓器です。どんなに噛める入れ歯でも天然歯の20%の力でしか噛めないと言われています。自分の歯より噛めるものはありません。
義手や義足なら捨てられますか?もっと高価なものなら大事にしてもらえるのかな?・・・、
捨てずに持ってきていただけたら、どこを改善すればよいか、参考にもなります。
修理やリフォームをして、快適に使えるかもしれません。一度ご相談ください。
入れ歯を数個も持っているのに、「もう1つ作って下さい」と言われる場合がありますが、慣れ親しんでいる義歯を修理したほうが良い場合もあります。
入れ歯は、だんだん合わなくなってきます。通常、入れ歯を支えている歯グキは月日を重ねるごとに変化していきます。当院では、新しい入れ歯を作るよ
りも、主に、慣れ親しんでいる入れ歯を生かしていき、個々の患者さんの本来の噛み合わせを探し、思い出してもらうことが、重要だと考えています。
噛み合わせが安定しましたら、本当の意味での長く機能させる入れ歯を作ることが可能になります。
「以前に高価な入れ歯を作ったけど、歯を抜いたから使えなくなった。」
「あの日、あの時に使っていた入れ歯・・・。」
「思い出と共に保存している入れ歯。」
「通院していた歯科の先生が引退されて、調整しないまま現在まで・・・。」
早々と「この入れ歯はダメだ」と決めつけないで、当院に、ご自身の過去の入れ歯全てを持ってご来院ください。全てに適応できるとは言えませんが、きっとお役に立てるはず・・・
人間の噛む力は、その人の体重とほぼ同じと言われています。噛める入れ歯ほど壊れやすいとも考えられます。入れ歯は、飾っておくものではありませ
ん。当然、机の引き出しに入れておくものでもありません。絶えず使っているものです。しかも口の中で、高温・多湿・高圧力に耐えなければなりません。
自動車でも車検があるように、定期的なメンテナンスを受けに来院して下さい。どんなに調子が良くても、半年以上あけないことをお勧めします。