お知らせ
インプラント治療外来 その2
当院の口腔インプラント治療外来
~その2 当院のインプラント治療の特徴~
目新しいことはなく、当たり前の事を忠実に行う。
- 院長は、日本口腔インプラント学会認定・専門医です。専門医として口腔インプラント治療に向き合っています。
- 本当に歯を残せないのか、患者さんにも一緒に考えてもらう。場合により、根の治療の専門医に、セカンドオピニオンを求める。
- インプラントにした方が良いと決めつけずに、義歯、ブリッジについても、患者さんごとに考える。
- 口腔外科手術のひとつとして、口腔インプラント治療を行う。
- 説明と同意。いったん家族と相談してから決めてもらう。
- 公益社団法人・日本口腔インプラント学会の「口腔インプラント治療指針」を守って行う。
- インプラント治療に伴う、偶発症や医療事故にすぐに対応できる環境整備を行う。
- その他、口腔インプラント治療を受けられた患者さんから、評価していただいていることとして・・・。
- 手術前後の治療内容と来院スケジュールを表にして患者さんに事前に渡す。家に掲示していただき、ご家族にも情報共有していただく。
- 手術後は、患者さんから終日いつでも連絡ができるようにしておく。
- 手術の翌日は必ず経過をみる。
〒006-0001
札幌市中央区北1条西7丁目3 おおわだビル2階
TEL : 011-281-1182
風の杜歯科・口腔顔面痛クリニック
参考文献
(患者さん向け情報提供)
平成 26 年 3 月 安心してインプラント治療を受けるために 最近の重要な研究から以下のことが分かっています。安心して安全なインプラント 治療を受ける時の参考にして下さい。
1.歯科インプラントの寿命について インプラントにも寿命があります。歯科インプラント治療後10年で約1割の インプラントが失われています。
2.インプラントは入れ歯よりも患者さんの満足度が高い治療です インプラント治療は、総入れ歯や部分入れ歯よりも“噛む”機能の回復に優れ、 異物感が少なく、患者さんの満足度が高い治療法です。
3.インプラント治療前には CT 検査が有用です インプラント埋入手術を安全に行うためには、手術前に CT 検査によってアゴ の骨の形などを3次元的に診断しておくことが有用です。インプラント治療前に CT 検査の必要性について先生に尋ねてみましょう。
4.患者さんの体質や健康状態によってインプラント治療を受けられない場合があります インプラント治療には外科治療を伴いますので、患者さんの健康状態によって はインプラント治療を受けられないことがあります。患者さんから先生に相談して頂きたい代表的な病気は、心筋梗塞、狭心症、喘息、肝炎(ウイルス性を含む)、 腎炎、糖尿病、骨粗鬆症、脳梗塞、関節リウマチ、金属アレルギー、うつ病、そ の他悪性腫瘍などです。
5.歯周病はインプラント治療に影響します 歯周病があるとインプラント治療が失敗したり、インプラントを早期に失う可 能性があります。インプラント治療を受ける前に歯周病の治療を先に行って下さ い。
6.インプラントを長持ちさせるには定期検診が必要です インプラントも自分の歯と同様に日頃のセルフケア、定期検診が必要です。イ ンプラント治療後も日常的なセルフケア、定期検診を受けることによって、イン プラントを長く使うことが出来ます。
7.インプラントも歯周病に似た病気にかかります。 インプラント治療後のセルフケアが不良であったり、定期的に検診を受けていないと、インプラントの周囲に歯周病に類似した病気であるインプラント周囲炎 を発症します。放置しておくとインプラントを撤去しなければならない場合があります。インプラント周囲炎の治療では、汚染されたインプラント表面の徹底的 なクリーニングが必要です。また、インプラント周囲炎の進行状態によっては外 科治療が有効な場合もあります。
8.インプラント埋入手術にともないトラブルが発生することがあります。 インプラントを埋める手術でもトラブルが発生することがあります。その代表 的なものは下唇のしびれ(神経損傷による麻痺)で、回復するまでに長時間かかる場合もあります。万が一このようなトラブルが生じた場合は早期に専門的な診 断・治療が必要になります。 もっと詳しく知りたい時は、主治医の先生に遠慮なく相談して下さい。
日本歯科医学会 厚生労働省委託事業
「歯科保健医療情報収集等事業」
歯科インプラント治療の問題点と課題等 作業班