お知らせ
新年を迎えて
~ごあいさつ~
医療の現場は不確実性に満ちあふれています。
治療がうまくいかないこともあります。
しかし、われわれ医療従事者は、日々知識と技術の向上を図るため努力をし、医療の不確実さと向き合っていかなければなりません。
新聞記事のコラムに、「敬意を払うルール」という興味深い内容が書かれていました(毎日新聞・岡本左和子先生)。
医療従事者のみならず、患者さんにも「相手に敬意を払って接し、不適切気付いたら正しましょう」というルールを理解してもらう内容です。
医療従事者も患者さんも、「お互いを大切にする」文化を院内で創っていく必要性を説いています。
医療のみならず日本社会全体において、スピード(速度)が加速している。「医療従事者と患者さん双方がお互いに協力しなければ病気は治らない」という原則がぼんやりしている。
患者さんは医師に、感情的にならずに、「他の日で良いので時間をとって説明してもらえないか」と依頼する。
医療スタッフも、「患者さんの態度が威圧的で怖いので改善してもらえないか」と院長を通して患者さんへ話をしてもらう。
(毎日新聞・岡本左和子先生)
「患者は客だ。サービスがなってない。」「医者は絶対で言うことを聞いていればいい。」そういうのは止めて、お互い様の精神で2014年の1年を過ごしたいものです。
本年度も引き続き・・・。
「患者さんの日々の訴えに耳を傾け、それを変化としてとらえてひとつずつ解決していく。こちらの頭の中にある理想的な治療を当てはめることは厳に慎まなければならない。実際にはうまくいかないことがあるが、それもまた変化としてとらえて地道に対応していく。患者さんの日々の訴えに耳を傾け、それを変化としてとらえてひとつずつ解決していく。これが最先端の歯科治療だと思います。」
「当院では継続治療が不可欠となります。今直すのではなく、将来を見据えて“治す治療“をするためには継続治療が不可欠です。」
「当院では口腔衛生・歯周病の治療としての歯磨きの方法についての助言を定期的に患者さんに受けていただいております。」
「病気もいろいろ。人もいろいろ。臨床の奥深さに、逃げたくなることもありますが、明るい気持ちと笑顔で(できる限りの)、患者さんに尊敬の念を持って接していきたいと思います。」
院長