お知らせ
すっぽんデンチャー
「今井式すっぽんデンチャー」
「今井式すっぽんデンチャー」とは、ぐみょう今井歯科医院・院長今井守夫先生が開発した、吸着性の優れた動揺の少ない維持・安定の良い総義歯です。一度食らいついたら絶対に離れない「すっぽん」をイメージした、それくらいぴったり吸着する総義歯です。(詳しくはインターネットで検索して下さい。)
本年4月4日、私と連携技工士が千葉県東金市のぐみょう今井歯科へ行きました。今井先生の臨床を見学させていただき、当院連携の技工士とともに、義歯作製の助言をいただきました。今井先生は、現在1,000症例程、この手法で総義歯作製を行なっており、多くの患者さんが喜ばれているとのことです。
「今井式すっぽんデンチャー」を使用すれば、歯を失って時間の経ってしまったあごにも、かなりの吸着が得られ、リンゴ・トウモロコシを丸かじりできたり、ピーナッツやたくわんをボリボリと音を立てて食べることも可能となります。
実際に、リンゴと、たくあんをボリボリと患者さんが食べている様子を直接みることができました。
「患者さんがどこで咬んでいるのか?」技工士への指示がより良い入れ歯やかぶせものを作製する上で必要ですが、今井先生の診療室では「患者さんがどこで咬んでいるのか?」ということを明確に記録していたことが心に残りました。
診療後、今井先生の勉強会で、「今井式すっぽんデンチャー」作製にあたり技工操作上の留意点を教えていただき、食事までごちそうになりました。今井先生とスタッフの方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。