お知らせ
2018.08.02
顎関節症
顎関節症・口腔顔面痛・口腔内科外来から
当院で、精密触覚機能検査を行うことができるようになりました。
対象疾患は、三叉神経ニューロパチーです。例えば、歯を抜いた後、根の治療後、またはインプラント手術後に、感覚異常(しびれ・麻痺・長引く痛み・嫌な感じ)が生じた場合に行います。早期に、より客観的に痛覚ならびに異常感覚の診断をつけることに役立ちます。
精密触覚機能検査は万能ではなく、必要に応じてpin prick試験、綿棒による刷掃試験を組み合わせることで検査を行います。これらの感覚検査から、三叉神経ニューロパチーを診断、治療方針立案の根拠とします。また、三叉神経ニューロパチーの診断がついた患者において、経時的な神経機能の評価のために用います。
精密触覚機能検査は、SWテスターを用います。
詳細は、「精密触覚機能検査の実施指針」(一般社団法人日本口腔顔面痛学会ホームページhttp://jorofacialpain.sakura.ne.jp/)参照のこと。